「夏が来れば思い出すはるかな尾瀬」でお馴染みの尾瀬は素晴らしいの一言です。今回は、尾瀬の水芭蕉を見に、6月上旬に訪れました。
まとめ動画です:
尾瀬へのアクセスは?
http://www.oze-hiking.com/map/img/ozemap.gif
尾瀬へのアクセスは、ポピュラーな群馬県からのアクセスもあれば、福島県からのアクセスもあります。今回は、中でも一番整備され、緩やかなコースである戸倉・鳩待峠(はとまちとうげ)からアクセスをするルートを選択しました。関東からのアクセスだと、このルートが一番楽かもしれません。
雪が解けて水芭蕉が咲き始めるこの6月上旬は、尾瀬も大変混雑するシーズンになります。早朝に車を停めて日帰りの方々もいらっしゃいますので駐車場におけるスペースが見つからないなんてことも。それなりに早い時間帯に訪れることをおすすめします。
ローシーズンであれば車を駐車できる鳩待峠までは、戸倉駐車場からバスもしくはタクシーで移動する必要があります。今回は、タクシーの乗り合いで鳩待峠駐車場まで向かうことになりました。
ツアーの方々も結構いらっしゃるんですね。たくさんの観光バスが停まっていました。
鳩待峠からは本格的なハイキングコースが始まります
鳩待峠駐車場から少し歩くと、鳩待峠休憩所に出ます。すでに本格的なバックパックや武装している人たちがたくさんいました。ファッションなのか知りませんが、皆さんやる気に満ち溢れていますね。
ちなみに、私は普通の半袖と革靴で訪れました。何だこの人はと憐れむような視線を送られました。
幸いこの日は超晴天。長袖なんていりませんよと。おじいちゃんおばあちゃんもある気まんまんです。この時、このハイキングコースここまで大変だとは知る由もありませんでした。
6月上旬ではまだ残雪がありところどころ足回りが悪い箇所あり
前日は雨が降ったと聞いていたのですが、足回りはなかなか悪いです。
雪解けで水が流れていたり、まだ雪が残っている箇所もありました。ただ、だからこそきれいな水芭蕉が見れるんですね。
川の水も透き通っていてとってもきれいです。
足元が悪いのは出だしの数キロ程度で、後は、とってもきれいに整備されたハイキングロードが続きます。雪も少し残っていますが、あまりアップダウンがなく、快適です。
途中に咲く水芭蕉に癒される
間近でこんなにたくさんの水芭蕉を見たことはありませんでしたので驚きました。きれいな水のところだけに咲く水芭蕉です。
学校の教科書等でよく見ましたね。なんて不思議な植物なんでしょう。
さらに歩いていくと橋などもあります。川上橋と書いてありました。
約1時間かけてようやく山の鼻休憩所に到着
鳩待峠を出たのが、約11:30、到着したのが12:30でしたので、約1時間かけて山の鼻休憩所についたことになります。そのまま立ち止まらずに歩けば30分程度で着くようですが、やはり写真やビデオを撮影したり、休んだりするとこれぐらい時間がかかるものですね。せっかく来たのであればゆっくりと尾瀬ハイキングを楽しみたいものです。
レストランなどもあり、ビーフシチューやカレーなどを食べることができます。そんなに歩いていませんが、とりあえずビールを飲みました。
山の鼻にはたくさんの水芭蕉と雄大な自然が広がる
こんなに水芭蕉が咲いているとは思いませんでした。先ほどの道の途中で結構満足していたのですが、そんな数ではありません。たくさんの水芭蕉が広がっています。
雪が少し残っているところがいいですね。また、青空も素晴らしいです。
山の鼻の水芭蕉を満喫した後は尾瀬ヶ原へ
山の鼻から尾瀬ヶ原まで歩きます。結構訪れている観光客が多く、団体で動いているためなかなか先へと進めません。追い越すのも一苦労ですね。特に写真を撮っている方々多く、立ち止まることが多々ありました。
尾瀬ヶ原へ向かう途中にもたくさん水芭蕉が咲いています。こんなにきれいな黄色の花も咲いていましたよ。
尾瀬ヶ原ですが、こんな光景がズーーっと続きます。沼なので、カエルの鳴き声がたくさん聞こえます。(動画にてお楽しみください)
遥かな尾瀬、遠い空ですね。夢見て咲いているみずのほとりやうきしま。夏の思い出の歌詞はなかなかよくできていますよね。
雲一つない空と山。最高のハイキング日和でした。
風がない日であれば、反射してきれいに山が移るようなのですが、今回は生憎風が吹いており、きれいな山の反射は撮影することができませんでした。
時間のある方はまだまだ見どころがたくさんの尾瀬を満喫してください
残念ながら日帰りの場合には、戸倉行きの最終バスが16:30であるため、仕方がなく引き返すことにしました。山小屋など宿泊施設が点在しており、見どころはまだまだたくさんありますので、時間のある方はじっくりと宿泊して楽しんでください。
戻りは結構きつい上り坂
行きはスイスイ、帰りはつらい。鳩待峠ルートはこんなイメージです。あまりハイキングなどはしないという方、無理をしないで時間に余裕をもって戻りましょう。
上り坂は意外と時間がかかりますので。
まとめ動画のショートバージョンはこちら:
お時間があれば、ぜひ尾瀬を訪れて満喫してください。
最高の空気が待ってますよ。
20170611